Sincerity

仏教教育

本校は真宗高田派の宗門立の学校です。他校とは異なり、本校独自の方針に沿った特色ある教育を行なっています。

本校では仏教精神を通じ、徹底した人間教育を行っています。特に中学・高校時代は、身体・精神面の成長が著しくもあり、ときには不安定になったり、日常生活で動揺することもあります。

しかし、苦悩を解決し自己の将来を深く考え、より豊かな生活を送るよう努力したいものです。本校は、学校全体が日々人生の体験の場となり、師弟がたがいに信頼し合えるあたたかい雰囲気と厳格な空気のもとに、しっかりとした自覚をもった人間となり、いかなる困苦のまえにも希望と感謝の気持ちを失わず、不屈の精神をもって生活できる信念を養おうとしています。

本校は、仏教教育を行うことを誇りとしています。仏教の教えは、日本文化の根底とその形成に深くかかわってきました。また、人間形成と育成の過程にも仏教精神が流れています。宗教心というものはこういうものだと簡潔にとらえることは、どんな人にも容易にできることではありません。教えを聞き続けることによって、なるほどこうであったかとうなずいて、自分にうぬぼれることなく、尊いものに頭のさがる人となりたいものです。

教科としての仏教

週に1時間、必修科目として「一般仏教」という時間があります。釈尊(ブッダ)や親鸞聖人の教えとその尊い生き方を学びます。またその教えを基礎に、自己を根底から揺り動かし、すくい上げる深い識見を聞くことによって、多様化した価値の中で何を尊び、何を求めて生きていかなければならないかを学んでいきます。おのずから豊かな、やわらかい思考が身についていきます。自分自身をよく内省し問いかけ、どこまでも探求を重ねることによって、仏教は生涯にわたる強い支柱となるでしょう。

このほかに、放課後、高田派の寺院の子弟等をはじめ、仏教の思想や文化に興味を持つ生徒のために、「宗余乗」の授業がおこなわれています。仏教・真宗について、基礎知識を習い、将来仏教者として立つよき出発の拠点となっています。高田生なら、どなたでも参加できます。まずは担当の先生に相談してみてください。